Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.1】アジアの新しい玄関口、JR博多シティで華々しく開幕!! 

T・ジョイ博多で迎えたオープニング上映会


9月16日、今年で21回目となる「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2011」が開幕しました。今年3月にオープンしたJR博多シティにメイン会場を移し、装い新たな映画祭のスタートに。「T・ジョイ博多」で行われたオープニング上映会には、約7倍の応募者数から選ばれた約300人のファンが集まりました。映画祭実行委員会の新藤恒男会長の開会宣言後、熱気あふれる中、各国から訪れた映画監督、プロデューサー、出演者など15人がレッドカーペットの上を晴れやかな笑顔で歩きながら登場。その華やかな姿に観客から盛大な拍手がおくられました。


衣装も華やかな女性ゲストの方々。上段左「タンロンの歌姫」ニャット・キム・アインさん、「趙夫人の地獄鍋」マンディ・チェンさん、下段左「僕はジダン」スーニー・ターラープルワーラーさん、「歓待」杉野希妃さん

今年は全13カ国32作品が上映される予定で、「アジアの人々、文化、習慣を映画の中から学んでほしい」と髙島宗一郎市長があいさつ。続いて株式会社T・ジョイの與田尚志常務取締役から「〝アジアンゲートウェイシアター〟をコンセプトにしたT・ジョイ博多から、これからもどんどん世界にアジアの映像、情報を発信していきたい」と意気込みが語られました。

その後、映画祭ではおなじみの梁木靖弘ディレクターが3月の東日本大震災に触れたメッセージを披露。「この不安の多い時代に、人が人を注意深く見つめることで、人間は生きていけ、力を取り戻せることを実感しました。アジア映画を通して人を観る喜びをぜひ感じていただきたい」という力強い言葉に多くの観客がうなずいていました。

拍手喝采の中、開幕を飾ったオープニング上映会
~ベルリン国際映画祭2011金熊賞受賞作品、イラン映画「ナデルとシミン」(仮題)~
オープニング上映会の作品は、アジアフォーカス2009で絶賛された「アバウト・エリ」の監督、アスガー・ファルハディの最新作。ベルリン国際映画祭2011金熊賞受賞作品です。
梁木ディレクターの紹介で、出演俳優、ババク・キャリミさんが登場。

「言いたいことは全部映画に詰まっています。映画を観てそれぞれが感じていただければ」とコメント。老人介護をきっかけに続く不幸な事件の連鎖が家族を引き裂き、主人公をどんどん追い込んでいくストーリー。厳しい戒律を尊ぶイスラム社会の中で、人間社会すべてに共通する心の行き違いや不幸を浮き彫りにした秀作。観客たちは深く観入っていました。

【Focus on Cinema vol.1】より

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