Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.2】「アジア映画文化フォーラム」第一部

アジア・世界における日本映画のこれから
9月18日(日)に開催されたアジア映画文化フォーラム第一部のテーマは、「アジア映画で活躍する日本人」。会場には、開演前から約70人の参加者が集い、熱気ムンムン。


ショッキングピンクのストールがお似合いのシンシア ラスターさんこと大島由加里さんと、水玉のミニドレスがキュートな杉野希妃さん、「歓待」プロデューサーの小野さんが登場すると、梁木ディレクターが「情報が行かない所には人が行かない」と前置きし、それぞれが自己紹介をかねてアジアとの関わりを披露。
まずは博多っ子の大島さんから。「私は子どもの頃からおてんばで……。日体大の頃、アルバイトでスタントを経験して以来、アクション映画にハマり、もっと危険なことができないかなと香港映画にいきついたのです。海外では、私が日本人と知らない人も多いです」

杉野さんは、「私は広島出身の在日なのですが、母国語を喋れないのがもどかしくてソウルに留学、オーディションを受けたのが映画の世界に入ったきっかけ。海外映画に出演してみて感じたのは、日本の映画関係者は国内の流通しか考えていない、ドメスティックな人が多いということ。もっと国境を越えるような活動をしていかなければ」。

小野さんも「日本の監督で英語を話す人は極端に少ない。通訳がらみのトラブルも多いので、海外との合作になるとバイリンガルなスタッフをそろえることが重要」と話します。
「海外映画の世界で生きる日本人についてどう思いますか?」という梁木さんの質問に、杉野さんが「几帳面すぎるから、適当さも必要かも。それと、もっと情熱的に売り込んでいかなければ生き残っていけない」と熱く語ります。「発展途上国だと合作への資金援助が出やすいが、日本や香港、シンガポールなどへはなかなか出なかった。でもこれからは情勢が変わりそうです」と小野さん。

最後に大島さんの最新作の告知が上映されると、「私たち日本人が大島さんの映画を応援していかなければ」と梁木さんが締めくくり、会場からも大きな拍手が起こりました。

【Focus on Cinema vol.2.】より

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