Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.2】ゲストインタビュー②

タンロンの歌姫(ベトナム)
監督:ダオ・バー・ソン
主演:ニャット・キム・アイン


ベトナムの歴史を忠実に再現した挑戦作です
檀上に現れた主演のニャット・キム・アインさんの美しさに、会場内のあちこちからため息が。

「タンロンの歌姫」は18世紀後半、黎朝統治下のベトナムを描き、実在の詩人が書いた詩をもとに作られた悲しいラブストーリー。

約200年前の女性、しかも19歳から61歳までを演じたニャットさん。実は映画女優としてはデビュー作で、以前は歌手だったそう。「片方の目から涙を流すシーンが多く、自宅で何カ月も練習しました」とのこと。その熱演ぶりには驚かされます。

当時の史跡が残っておらず、大きなスタジオもないため、再現に苦労したとダオ・バー・ソン監督。「主人公の感情を一番大切にし、資料を読み、研究に長い時間を費やして忠実に200年前のベトナムの世界を再現しました。複雑な変遷をたどったベトナムの歴史を世界に発信するのが映画人としての責任」と熱く語ってくれました。映画の中では漢字も多く使われ、多くの観客が関心を寄せていました。

【Focus on Cinema vol.2】より

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