Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.4】ゲストインタビュー①

台北カフェ・ストーリー(台湾)
監督:シアオ・ヤーチュアン

アドリブも入れて、自由に演じてもらいました

美術大学生時代、画家になりたかったというヤーチュアン監督。映画監督もいいなと思っているうちに、1987年、蒋介石の息子が逝去。国民党に対して起こったデモなどの様子をビデオに撮ったことが、風刺や社会的な出来事に関心を抱くきっかけに。その後、映画界へ。本作の製作総指揮にはホウ・シャオシェンの名前がありますが、彼が歌手としてレコードを出した時にPVを撮ったのが縁なのだそう。「準備をしっかりやって役者に自由に演技してもらうというシャオシェンの手法の影響は受けています。今回は妹役のリン・チェンシーさんが、アドリブを加えるタイプで、それが面白かったので採用したら作品がさらに生き生きしました」。

ここ最近、勢いを失ったように感じる台湾映画界を元気づけるためにも、リラックスできる軽いストーリーの映画を作って心理的な価値をテーマにしたかったとシアオさん。素敵なカフェは撮影のために造ったものですが、今は映画会社で運営しているそう。

タルコフスキー監督の作品が好きということでは、梁木ディレクターと意気投合。「シャオシェンにもまた撮りなさいと言われています。梁木さんてカッコいいですね」と映画出演のオファーが!? 次回作にも期待がかかります。

【Focus on Cinema vol.4】より

Posted on