Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.4】ゲストインタビュー③

僕はジダン(インド)
監督:スーニー・ターラープルワーラー

通常のドタバタ喜劇とは異なるハイセンスな作風

大きな瞳と優しい笑顔が印象的なボンベイ出身のターラープルワーラー監督。コメディーが主流のインドで、初監督した「僕はジダン」は8週連続で上映され、大成功を収めました。「よく見られるドタバタ喜劇とは一種異なったハイセンスでオシャレな作風」と梁木ディレクター。

この作品は、監督自身がそうであるパールシー教徒(ペルシャ系ゾロアスター教徒の一派)のコミュニティを描いていますが、少数民族の中でも教育や芸術などに熱心で意識の高い民族なのだそう。なんと、クィーンのボーカル、フレディ・マーキュリーもパールシーとわかって、梁木ディレクターもびっくり!

映画界に入ったきっかけは、ハーバード大学を出て写真家だった頃に、「サラーム・ボンベイ!」の脚本を書き、映画がヒット、「たまたま脚本家になった」とか。これまで、原作の脚本、アダプテーション、歴史的自伝、コメディーなど委託で執筆してきましたが、コメディーが一番好き。「僕はジダン」は私の身近なテーマであり、実際に出演してもらう俳優を思い描いて書いたので自分にしかできない作品。この劇場は音も映像も素晴らしいし、本当に満足しています」と笑顔を見せる監督。次回作は、また一風変わったSF映画を予定しているそうです。

【Focus on Cinema vol.4】より

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