Focus on Cinema

【Focus on Cinema vol.5】ゲストインタビュー③

恋するリトル・コメディアン(タイ)
監督:ウィッタヤー・トーンユーヨン


リアクションでギャグを体感してほしい
黒のハットに、映画祭のTシャツを重ね着したオシャレな着こなし。「カメラ片手に福岡の街を散策していたら、みんな日本語で話しかけてきた」と人懐っこい笑顔を見せるトーンユーヨン監督。「ギャグが30〜40%伝わればいいと思っていたし、リアクションでわからせる工夫もしました」と、作品に対する日本の観客の反応に手応えを感じ、「帰ったらすぐ続編の脚本を書きます」と意気揚々。主人公の名子役は学校で見つけたそうで、父親役はタイで5本の指に入る芸人を起用。この映画で演技が認められたといいます。

現在、30代後半の監督は、映画のロケーションとしてよく使われる、タイのハリウッドと呼ばれる地方で育ったため、小さい頃から映画に親しんでいたそう。大学の卒業作品を、業界が注目するタイ映画財団の短編映画に出品し賞を獲得。同じように登竜門をパスした仲間6人と日本でも話題になった「フェーンチャン ぼくの恋人」を共同監督し、その後は「365フィルム」というロゴをそれぞれの作品に必ず入れています。「いつか6人の作品を一堂に上映できる機会があれば面白いね」とタイの気鋭クリエイター陣の話に、梁木ディレクターも興味津々の様子でした。

【Focus on Cinema vol.5】より

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