ニュース・トピックス

【Focus on Cinema 特別編】ゲストインタビュー①

Bleak Night(原題)※「凍てつく夜に」より改題
監督:ユン・ソンヒョン
俳優:イ・ジェフン


臨場感あふれるアプローチで人の心を表現
1982年生まれ、映画祭の中でも一番若手で韓国でも新進気鋭の監督、ユン・ソンヒョンさん。人と関わりたいあまり傷つけ、傷つけられ、生じた心のズレが破局を呼び起こす…鬱屈した若者たちの青春を描いた今作は、監督の長編デビュー作。一人の青年の“死”を軸に人間の心の深さをじっくり描いた重厚な作品です。文学専門の大学教授である母親の影響で、映画ではなく文学から多く影響を受けているというソンヒョン監督。「一番好きな小説は夏目漱石の『こころ』」というコメントに梁木ディレクターは「なるほど!ここで腑に落ちました」と深く納得。「心理描写を繊細に描く監督のスタイルは、現在の韓国映画では珍しい」という意見に「人間の心の深さを描くには、小さい社会で生きる高校生、という背景がちょうど良かった」と語る監督。

高校生を演じた主役のイ・ジェフンさんは1984年生まれの27歳。(韓国では数え年を使うので、28歳と。)ユン監督は脚本だけを俳優たちに渡し、特別な指示を出さなかったといいます。セリフだけ与えられ、そこから得た感情を自分の経験と照らし合わせ、表現し合っていったので、演じたというより役を皆で一緒に作り上げていったという感じ。
「毎日ディスカッションの繰り返しで、撮影期間中は実際の高校生活のようでした」とジェフンさん。「撮影中は役柄と同じく、心が不安定でした」と苦笑い。
2度目の来日、会場に詰めかけたファンの多さに驚いたとか!

会場に来ることができなかったファンから贈られた花を照れながら受けとるジェフンさん。

 



舞台挨拶後のサイン会にも長い列が。一人一人にサインと握手をするお二人。韓国のファンもたくさんかけつけていて、うれしそうに話しかけていました。

ソンヒョン監督もジェフンさんも同年代。今後の韓国映画界で2人がどう活躍していくのか期待が高まります!

Posted on