おすすめアジア映画

韓国の今が垣間見える「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」

少し前にアップした韓国映画「キッチン」の制作会社が作った「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(2008年)。原作はよしながふみさんの漫画「西洋骨董洋菓子店」ですね。日本ではドラマ化されています。

道楽でお菓子屋をやっている単なるおぼっちゃんのチャラ男と思っていたけれど、実は心に深い傷もつ主人公と、そこに集まってきた3人の男性。私は漫画にもドラマにも手をつけずにこの作品を見ました。見た印象は…なんてイケメン揃い…おしゃれでかるくて、いつも見ている韓国映画と違う!日本の漫画が韓国で映画に…しかもゲイを取り上げてこんな作品になるなんて…そんな思いでとても新鮮でした。

韓国ではいまだに、地上波で日本語の歌を放送する事に規制が入るそうです。でもネットを通じて日本の歌はたくさん聴かれていますし、日本の歌をカバーという形でテレビでも多くの歌手が歌っています。ドラマや映画にしても日本のものが原作という作品も多く、他の国のものを自国のものにアレンジするのがうまいなといつも思います。

ゲイに関して言えば、韓国はこのようなマイノリティには、特にテレビ番組などでは厳しいという認識でした(実際おねえ系のタレントを見た事がありませんでした)。韓国のある番組で、異性愛者の事を「一般人」と呼ぶのに対して、同性愛者を「二般人」と呼ぶと言っていました。なんだか差別的な呼び方だと思いますが、今では普通の使い方になっているそうです。それくらい韓国でもオープンになったということでしょうか。

似ているようで全く違う韓国のいろいろに最近どっぷり浸かっている私が、この映画を通して感じたことです。漫画を読んだ人も、読んでない人も、韓国のイケメン事情を…じゃなかった、それぞれの思いを抱えたちょっと不器用な男性4人が織りなす甘い世界を感じてみてください。

Posted on