ディレクター梁木のアジア映画館

梁木ディレクターのここが見どころ!① 【ロマンス狂想曲〈台湾〉】

 
台湾と中国大陸の微妙な関係を描く
甘くてちょっと刺激的なラブコメディ

台湾と中国大陸の関係が難しいことは、日本人にはなんとなくわかるのですが、かゆいところに手が届かない。そのむずかしい距離感を、ふたりの若い男女に託して描いた、技ありの作品です。役所に勤める草食系男子アーチェンは、まずまずイケメンで洗練されていて、人当たりもいい感じ。いかにも台湾の若者らしい。ある日、北京から祖母の初恋の人を探しに来たチン・ランという鼻っ柱の強い美人と出会います。大陸人らしい押しの強さ、強烈な自己主張にとまどいながら、人探しに協力をすることになる。感じ方や考え方の違いにふたりはぶつかってばかり。近づけそうで近づけない……ノンストップ・ラブ・コメディです。

いかにも台湾映画らしい親密な雰囲気を保ちながらも、アップテンポの展開がとてもいい気持ち。楽しみながら、台湾と中国大陸の距離感が納得できます。



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