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キムチとマッコリがほしくなる…?日本映画「血と骨」

2004年に公開された日本映画「血と骨」。原作は作者梁石日(ヤン・ソギル)自身の実父をモデルした同名小説です。ビートたけしが主人公金俊平を演じて話題に。私は小説を最初に読んでいたので、大男だった鬼気迫る金俊平をたけしが演じるには少し小さくて物足りないと思っていたのですが、「鬼気迫る」という部分は、たけしから立ち上る憤りが観ている側に充分伝わって、たけしの金俊平だったと思います。

「血は母より骨は父より受け継ぐ」のだそうです。血の方が濃い気がするけど、骨は死んでも残るってことなのでしょうか。金俊平は生まれた娘には目もくれず、息子にこだわります。その割に長男(梁石日)にはひどい仕打ちでしたが…。自分の生を呪い、信じるのは自分自身だけと思い込んで日本に渡って生きてきた金俊平の生き様は、到底理解できるものではありませんでした。けれど、強烈な怪物のような金俊平のまわりで生き抜く妻をはじめ多くの人々の生活から目がはなせなくなるんです。

最近の韓国エンタメにひたっている私ですが、甘く優しいアイドル、俳優からは想像もつかない男性の話です。食事風景、お酒、慶弔事などいろいろな韓国の生活が見えてきます。2時間半の映画よりは小説の方がより詳しいのは言うまでもありませんね。まず映画でおさらいしてから小説でじっくりというのがいいかもしれません。

ものすごく暴力的で残酷なシーンが多い映画なのに、この映画を思う時キムチ、茹で豚、マッコリがほしくなる私です…。

あっ、私も…と思った方の為に一つお店の情報を…。このお店でポッサムキムチやチヂミをつまみにすれば、マッコリもすすみます!しかも店内には今をときめくK-popのミュージックビデオがながれていて、こちらでもマッコリがすすむというもの…(笑)

『コリアンキッチン ポジャギ』福岡市早良区西新5丁目2-43ラガッツア西新1-3-1

血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)

  • 著者/訳者:梁 石日
  • 出版社:幻冬舎( 2001-04-01 )
  • 文庫:466 ページ
  • ISBN-10 : 4344401050
  • ISBN-13 : 9784344401051
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