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FOCUS ON CINEMA④【郊遊<ピクニック>〈台湾/フランス〉Q&A】

(左より)ルー・イーチン、リー・カンション、ツァイ・ミンリャン



監督:ツァイ・ミンリャン
俳優:リー・カンション、ルー・イーチン

 

上映初日の一本目を飾る映画であり、引退表明をした監督最後の作品(予定)ということで、たくさんのファンが行列を成し、会場は満員。映画祭は華々しくスタートを切りました。監督と長年の名コンビであるリー・カンションさん、そして女優のルー・イーチンさんがサプライズで登場。ゲスト3名によるにぎやかなQ&Aになりました。

 

Q:今作品も監督独特の手法である長回しのカットが印象的で、観ている間に人生や生き方、男女の出会いなど、たくさんのことを考えさせられました。監督ご自身がこの作品を観る観客に何か求めることはありますか?

監督:私には何も言うことはありません。何をどう読み取り、感じるかはその人次第ですし、いろんな見方があっていいと思います。観終わって、何も感じなかった人もいるかもしれません。自分がどう感じるかを大事にしてください。

 

Q:監督の演技指導はいかがでしたか?

リー・カンション、ルー・イーチンともに:監督は極めてシンプルな指導しかされないので、私たちは自分なりの演技プランを実行するわけです。ですが、そのプランが尽きてきてもまだカメラが回り続けていることが多いんですね。どうしようかと思いつつも、がむしゃらに演技を続けていると、そのうちに自然と心が動いてくるんです。そのリアルさを追求されているんだと思います。

 

Q:リー・カンションさんへ。福岡の印象はいかがですか?

リー・カンションさん:初めての福岡ですが、とてもいいところですね。太宰府や筥崎宮、櫛田神社の観光を楽しみました。美味しかったのは、ラーメンと魚市場で食べた定食です。監督は人生の中で一番美味しいお寿司を食べたそうです(笑)。またぜひ来たいと思いますので、この作品が監督の最後の一作にならないことを願っています。

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