アジアフォーカス・福岡国際映画祭

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過去のアジアフォーカス

2006年(第16回)

2006
期 間 2006年9月15日(金)〜24日(日)
会 場 ソラリアシネマ1、エルガーラホール、西鉄ホール、NTT夢天神ホール
内 容 15カ国地域47作品
入場者数 アジアフォーカス・福岡映画祭2006 —13,480人
協賛企画など —3,293人
合 計 16,773人
オープニング上映 母(2006年スリランカ)
コダックVISION
アワード受賞作品
私はガンディーを殺していない(2005年インド)

開催16回目を迎え、この年から、観客の評価によって決定する「コダックVISIONアワード」がスタート。栄えある第1回受賞作品としてインドのジャヌ・バルア監督の社会派ドラマ「私はガンディーを殺していない」が選ばれ、コダックより副賞として、次回作製作のためのフィルム、250万円相当が贈られた。

「この賞をいただけたということは、私のメッセージに観客のみなさんがすぐ反応して下さったということです。つまり、平和、非暴力のメッセージを大切に思って下さった人が多かったということで、それをたいへん嬉しく思います。福岡のみなさまが、この映画を気に入って下さったことを、私は決して忘れません。次回作はまだ考えていませんが、賞をいただいたことで、次回作を撮る勇気が出てきました」(バルア監督コメント)

 オープニング上映作品は、アジア映画界の巨匠、スリランカのレスター・ジェームス・ピーリス監督が87歳を迎えて発表した最新作「母」のワールド・プレミア。残念ながら、監督はご高齢のためにアジアフォーカス参加はならなかったが、この作品の製作を務めた、夫人のスミトラ・ピーリス監督からメッセージが代読された。

 またこの年の5月に亡くなったタイ映画界の巨匠、チャード・ソンスィー監督の遺作となった「絵の裏」の特別上映のほか、協賛企画として福岡市総合図書館所蔵7作品によるチャード監督の回顧展も実施された。

 この年のアジアフォーカスの特徴としては、公式招待24作品のうちの半数以上が長編2作目までの監督作となるなど、新しい世代の台頭があげられる。フォーラムは「アジア映画の新しい世代と未来」をテーマに行われた。パネリストとしてリリ・リザ監督がインドネシア、ロイストン・タン監督がシンガポールのそれぞれの映画製作事情をレポートした。

 開催期間中の三連休には、台風13号が福岡に上陸して最大瞬間風速49.0メートル(観測史上2番目)を記録。交通機関の運休や商業施設の臨時休業などのなか、なんとか上映は予定どおり実施したものの、観客の足には大きな影響がでた。一方で、池谷薫監督が元残留兵のその後を追ったドキュメンタリー「蟻の兵隊」に多くの観客が詰めかけた。会場に観客が入りきれない状態となって、最終日に急遽、追加上映を実施。95年の日本映画「午後の遺言状」以来の追加上映となった。

 10月には、ここ数年の映画祭上映6作品を集めた「アジアフォーカス・イン・熊本」を実施した。

PROGRAM FOR 2006

※作品名の後にの付いている作品は福岡市総合図書館所蔵

キロメートル・ゼロ ヒネル・サリーム 監督 2005/イラク・フランス/89min
おやすみなさい、兵士たち エンスィエ・シャー・ホセイニー 監督 2006/イラン/93min
私はガンディーを殺していない ジャヌ・バルア 監督 2005/インド/104min
霧の中の記憶 ブッダデーブ・ダスグプタ 監督 2005/インド/120min
レスター・ジェームス・ピーリス 監督 2006/スリランカ/94min
人形の家 モルシェドゥル・イスラム 監督 2006/バングラデシュ/123min
GIE リリ・リザ 監督 2005/インドネシア/147min
4:30(フォーサーティ) ロイストン・タン 監督 2005/シンガポール・日本/93min
ドバイの恋 ロリー・B・キントス 監督 2005/フィリピン/110min
ビザさえあれば マーク・メイリー 監督 2005/フィリピン/107min
親友 コムグリット・ドゥリーウィモン 監督 2005/タイ/132min
パオの物語 ゴー・クアン・ハーイ 監督 2006/ベトナム/102min
癒やされた地 ブイ・タク・チュエン 監督 2005/ベトナム・日本/110min
あなたがいない時 O.バトウルズィー 監督 2006/モンゴル/90min
胡同の理髪師 ハスチョロー(哈斯朝魯)監督 2006/中国/105min
無窮動 ニン・イン(寧瀛)監督 2005/中国/90min
飛び魚を待ちながら ツェン・ウェンチェン(曾文珍)監督 2005/台湾/94min
ドント・ルック・バック キム・ヨンナム 監督 2006/韓国・日本/127min
私の生涯で最も美しい一週間 ミン・ギュドン 監督 2005/韓国/131min
ミスター主婦クイズ王 ユ・ソンドン 監督 2005/韓国/107min
ウェディング・キャンペーン ファン・ビョングク 監督 2005/韓国/121min
蟻の兵隊 池谷 薫 監督 2005/日本/101min
エイン モンティンダン 監督 2006/日本/45min
はい毎度!A Korean I met in Japan ファン・ビョングク 監督 1998/日本/40min
絵の裏 チャード・ソンスィー 監督 2000/タイ/120min
●協賛企画:バリアフリー上映会
四月の雪 ホ・ジノ 監督 2005/韓国/107min
ヘレンケラーを知っていますか 中山 節夫 監督 2006/日本/105min
●協賛企画 チャード・ソンスィー監督回顧展(9月16日〜18日・9月21日〜24日/福岡市総合図書館映像ホール・シネラ)
傷あと チャード・ソンスィー 監督 1977/タイ/129min
スパンの血 チャード・ソンスィー 監督 1979/タイ/138min
やさ男 チャード・ソンスィー 監督 1980/タイ/117min
プアンとペーン チャード・ソンスィー 監督 1983/タイ/132min
深海の宝石 チャード・ソンスィー 監督 1987/タイ/131min
アナザー・ワールド チャード・ソンスィー 監督 1990/タイ/136min
ムアンとリット チャード・ソンスィー 監督 1994/タイ/120min
●協賛企画 中国映画フェスティバル2006(9月21日〜26日/福岡アジア美術館あじびホール)
盗馬賊 田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)監督 1985/中国/99min
子供たちの王様 陳凱歌(チェン・カイコー)監督 1987/中国/106min
乳泉村の子 謝晋(シエ・チン)監督 1991/中国・香港/121min
青島アパートの夏 黄建新(ホアン・チェンシン)監督 1992/中国/117min
哀戀花火 何平(ホー・ピン)監督 1993/中国・香港/117min
太陽の少年 姜文(チアン・ウエン)監督 1994/中国/128min
●協賛プレイベント 総合図書館フィルム・ア-カイヴ・コレクション
(9月8日〜10日/福岡アジア美術館あじびホール)
サロージャー ソーマラトゥネ・ディサーナーヤカ 監督 1999/スリランカ/125min
太陽のジャングル ソーマラトゥネ・ディサーナーヤカ 監督 2004/スリランカ/117min
根のない樹 タンビール・モカンメル 監督 2001/バングラデシュ/113min
砂のような人生 グエン・タイン・ヴァン 監督 1999/ベトナム/90min
●協賛プレイベント 2006年(第17回)福岡アジア文化賞大賞受賞記念映画上映会
「映像でみる莫言の世界」 (9月9・10・16日/西鉄ホール・イムズホール)
紅いコーリャン 張芸謀(チャン・イーモウ)監督 1987/中国/91min
至福のとき 張芸謀(チャン・イーモウ)監督 2002/中国/97min
故郷の香り 霍建起(フォ・ジェンチイ)監督 2003/中国/109min
●アジアフォーカス・イン・熊本(10月4日〜9日/熊本市現代美術館アートロフト)
少女ヘジャル ハンダン・イペクチ 監督 2001/トルコ/120min
ひと呼吸 サンディープ・サーヴァント 監督 2003/インド/107min
一度でいいからキスしたい ガリン・ヌグロホ 監督 2002/インドネシア/90min
ビッグ・ドリアン アミール・ムハマド 監督 2003/マレーシア/75min
逃亡者トゥムル O.バトウルズィー 監督 2004/モンゴル/107min
あぶない奴ら〜TWO GUYS パク・ホンス 監督 2004/韓国/111min

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