アジアフォーカス・福岡国際映画祭

  • メディア・プレスの方へ
  • 日本語英語
  • 公式フェイスブック
  • 公式ツイッター

2016年9月15日(木)~9月25日(日)

ニュース

2015.09.23

本年度の福岡観客賞が決定!

「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2015福岡観客賞」は
香港・中国映画『Little Big Master』に決定!

今年で25周年を迎えた「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2015」。8日間の期間中、ハイライトを迎えた9月22日、「福岡観客賞」の発表と授賞式がユナイテッド・シネマ13で行われました。映画祭ではアジアの映画振興に寄与するために、観客の投票で今年度の優れた作品を選んでもらう「福岡観客賞」を2006年から実施し、アジアの優れた監督に対して顕彰を行っています。本年度の対象作品は16カ国・地域による公式招待作品全15作品です。

9月19日から20日に渡る2日間、観客に映画鑑賞後、5段階評価で投票していただいた結果、
最も平均点の高い作品が「福岡観客賞」に選ばれます。
福岡観客賞の発表会場では開演前から列をなしていた多くの映画ファンが結果発表を待ちわびる中、再び華やかにゲストたちが登場、ノミネート作品の紹介がスクリーンに映し出され、会場内の期待と緊張が高まっていきました。

まずは「熊本市賞」の発表から。熊本市賞は熊本市から、都市連携の一環として提供されるもので、アジアでも有数の映画祭となった本映画祭のさらなる発展に寄与されるために設けられた賞で、観客投票の第2位作品に授与されます。

「熊本市賞は…『山嶺の女王 クルマンジャン』です!」。高らかに響き渡った熊本観光文化交流局長・西島 徹郎氏の発表の一声に、会場から拍手と歓声が沸き起こりました。アソシエート・プロデューサーのイディリソワ・チョルポン氏には証書と副賞、トロフィーが贈られ、にこやかに記念撮影に応じていました。キルギスの国祖となる伝説の女王の波乱に満ちた生涯を描いたスペクタクル歴史絵巻。今作は主人公となったクルマンジャン女王生誕200年を記念した国家的プロジェクトであり、本映画祭が始まる前から期待を集めていた作品です。

オープニング当初からその美貌が話題になっていたイディリソワ氏は、とびきりの笑顔で「ありがとう」と第一声は日本語でコメント、会場を沸かせました。「映画祭に参加できたことを光栄に思います。このような賞をいただき、本当に嬉しいですし、皆様には心から感謝しています」と興奮気味に語り、会場から大きな拍手が送られました。

そしていよいよ、「福岡観客賞」の発表です。緊張感あふれる張りつめた空気の中、ドラムロールが会場に鳴り響きます。映画祭実行委員会の久保田勇夫会長が封筒を開き、読み上げた映画の名前は…「『Little Big Master』です!おめでとうございます!」。

実話に基づく物語である今作。閉園寸前まで追い込まれた村の幼稚園で、貧困家庭に育つ5人の園児たちに救いの手を伸ばす園長の情熱を描いた感動作です。主人公の生き方に心を動かされたエイドリアン・クワン監督が、脚本家のハンナ・チャンさんとタッグを組み数々の困難を乗り越えて完成させた作品です。

盛大な拍手と歓声の中、エイドリアン監督が登場。久保田会長、そして梁木ディレクターと固い握手を交わし、マイクの前に立ちました。「こんばんは。ありがとうございます」と日本語で挨拶。感激いっぱいの表情で、「このような機会を与えてくださった神に感謝します。どのようなお礼を言っていいのかわからないぐらいです。この作品をつくろうとした時、周りの誰もがほんとうに映画ができるなんて信じてくれませんでした。でも、共同脚本執筆者のハンナ・チャンさんが絶対できる、あきらめないでと励ましてくれました」と涙ぐむ監督のそばに、共同脚本執筆者であるハンナさんが登場。会場から拍手が鳴り止まない中、監督はスピーチを続けました。「今作は特別な香港映画です。香港映画なのに銃の撃ち合いもなく、流血アクションもありません。あるのは愛情と情熱、そして世界を変えて行きたいという強い気持ちです」と力強く語ると会場から大きな歓声が起こりました。
「これは実話に基づく物語ですが、夢を語る映画です。どうか皆さん夢を失わず、信じてください。信念を持ってください。この映画は実在の主人公であるロイ園長あってこそです。ロイ園長はたくさんの人に感動を与え、たくさんの人の人生を変えました。私も彼女によって変えられた一人です。そして、香港・中国でも映画を通じ、今、日本、福岡で彼女の思いを受け、考えが変わっていく人たちの輪が拡がっています。愛情、情熱を持つことでより良い世界に変えられるということに、映画を通じて皆さんが気づいてくださったことをとても嬉しく思います」。

エイドリアン監督のスピーチを受け、ハンナさんも語りました。「本当に皆さんありがとう。ここに立ってお礼を言えるのがまだ信じられません。心から感謝します。この映画の中には大事なメッセージがあります。世界にはまだまだ恵まれない人たちがたくさんいますが、決して夢をあきらめないで、夢を信じてほしいということです。信念を持つことで未来は必ず拓かれます。いつの日か夢は必ず実現します!」。

梁木ディレクターからトロフィーをはじめ、証書、副賞を受け取られ、割れんばかりの拍手の中、記念撮影に応じたエイドリアン監督とハンナ氏。ゲストたちも2人を次々に祝福し、温かい余韻を残して観客賞のセレモニーは幕を閉じました。

リラックスした雰囲気で再会を約束した交流・祝賀会

福岡観客賞授賞式の後には、キャナルシティ内にある「カフェオットー・シクロ」にて「ゲスト交流会・祝賀会」が開催されました。映画祭が始まって5日目、ゲストや映画祭関係者たちがやっと顔なじみになった頃の交流会。オープニング当時はちょっと緊張気味だった皆さんの表情も和らぎ、とてもリラックスした雰囲気で懇談を楽しみ、笑顔であふれた交流・祝賀会となりました。あちこちで友情の輪が広がっていき、再会を約束する光景も多く見られました。


映画祭も残すところあと3日。受賞2作品を含め、まだまだアジア映画に触れるチャンスはたくさんあります。ぜひアジア映画の多様性とその面白さや可能性を感じとってください。

共催
  • ASIA center
助成
  • 芸術文化振興基金
特別協賛
  • 西日本シティ銀行
  • 公益財団法人 西日本国際財団
  • 福岡地所株式会社
特別協力
  • 在福岡ベトナム社会主義共和国総領事館
協力
  • Vietnam Airlines
協賛
  • コニカミノルタ
  • 九州電力
  • 福岡銀行
  • 西鉄
  • 西部ガス
  • 九電工
  • JR九州
  • タマホーム
  • 正晃株式会社
  • 明治安田生命
  • NTT西日本
  • 東京海上日動

ページの先頭へ戻る