アジアフォーカス・福岡国際映画祭

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2017年9月15日(金)~9月24日(日)

ニュース

2016.11.24

『ポリス・エボ』上映後のQ&A -②

『ポリス・エボ』/ Polis Evo(マレーシア)
ガズ・アブ・バカール監督
(司会・進行は、梁木 靖弘 本映画祭ディレクター)

Q: 本当に低予算なのでしょうか?

バカール監督: 公開時の映画の市場があまりよくなかったのです。映画館に足を運ぶ人が少なかったため、慎重になっていました。予算を使いたくなかったし、リスクをさけようと思いました。

Q: ポリスの相棒ものはよくあると思いますが、国内向け製作されたのでしょうか?それとも国内と国外向けだったのでしょうか?

バカール監督: 脚本を読んだとき、よくある話だと思いましたが、監督として地方の文化を取り入れたいと思いました。海外の人がこの作品を観たときに、ハリウッドとは違う、何か新しいものを感じて欲しかったのです。国内の人々にも地方のコミュニティとの関連性を楽しんでほしかった。

Q: 監督がこういうものを作りたいと言って脚本を頼んだわけではないのですか?

バカール監督: 脚本が先で、注文をたくさんつけました。脚本家、監督、プロデューサーの協力関係がうまくいっていい作品が出来上がりました(笑)。

Q: 主役のお二人を選んだ経緯はどのようなものだったのでしょうか?

バカール監督: ジザン・ラザックさん(注1)は、方言が話せる有名な人気コメディアンです。
シャヘイジー・サムさん(注2)は、一番人気のアクション俳優。この役をとても気に入ってくれて体作りなどを頑張ってくれました。他の役も含め、人気の俳優さんを出演させるなど、配役に力を入れた事も、好成績に繋がった一因ではないかと思います。

Q: 作家性の強い作品が昨今少ないような気がします。ジャンル性の強いものが今の時代求められているのではないかと感じますが、監督も意識されていましたか?

バカール監督: 他の国の人々にも自国の文化を伝えたかったのです。もっとこのような映画を撮り、伝えていきたいですね。

Q: 他に作りたいジャンルはありますか?

バカール監督: ミュージックビデオ出身ですので、ラブストーリーや家族ものも。ファンであるホラー映画も作りたいです。

Q: 悪人がとても怖かったです。悪人の描き方について気を付けていることはありますか?

バカール監督: 典型的な普通の悪党ではなくマレーシアを代表するような悪党をより詳細にリアルに描くよう努めました。ボス役の俳優さんはマレーシアの映画祭で助演男優賞を獲得したほどの名優です。
  
(Q&A取材: 広報ボランティアKさん)
低予算での製作という事でしが疑うほど、カーチェイスや銃撃戦も激しく、面白いアクション作品でした。「アジア映画鑑賞会 中学生招待事業」でも上映されたとの事で、とてもふさわしいと思いました。よく取り上げられるテーマだからこそ、文化や習慣の違いを自分でも余裕を持って感じことができ、ストーリーはもちろんの事、作品全体を楽しむことが出来ました。

注1: 地元の警官 サニ役
注2: クールなエリート警官 カイ役

共催
  • ASIA center
助成
  • 芸術文化振興基金

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