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2018年9月14日(金)~9月23日(日)

ニュース

2018.09.20

『冥王星の時』Q&A

『冥王星の時』

(2018年/中国/110分)監督:  チャン・ミン

Q&Aゲスト: チャン・ミン監督 司会:西谷 郁

実施日:2018年9月16日

Q いろんな事を想像できるような、暗示させられるような作品で、随所に仕掛けがちりばめられていたように思いました。作品中の映画チームが中国の奥深い山を行軍しながら撮影していますが、これは中国の歴史的な背景を反映しようとしたのでしょうか?

A それは考えていませんでした。1つあるとすれば現地案内人で出て来るルオさんが個人的にそういった時代を体験しているという事です。イギリスの小説家ジョゼフ・コンラッドの代表作『闇の奥』(Heart Of Darkness 1902年出版)が、私が表現したい事に近いです。フランシス・コッポラがやはり『地獄の黙示録』で表した闇の世界のように。

 

Q 今たいへんほろ苦い気持ちで、胸がざわざわしております。タイトルの冥王星がどのように映画の中に出て来るのかと思って見ていました。終盤に、学校の先生が子供に「冥王星は夜明けくらいの明るさしかない」と言う場面がありましたが、それぞれ登場人物の人生の事を言っているのかなと。とても印象的な場面でしたが、このエピソードは、物語を制作する当初からあったものでしょうか?

A 今質問された方に、もう答えを言っていただいたような気がします。脚本を書く前はタイトルを『暗黒』としていましたが、修正していく中で自分の心にもっとフィットするのが『冥王星』だったので、このように名付けました。

もちろんこの作品の中ではより視覚的に自分の意図を表現しています。例えば主人公の映画監督と彼の元妻を、男=夜、女=昼というような意図で表現しました。

 

Q 「暗闇節」とはどのようなものなのでしょうか?

A 「暗黒伝」とも言われますが、口頭で語り継がれてきた葬礼時の弔いの唄です。今や伝説となりつつあり、この映画で記録ができるか心配していました。

 

Q 監督自身がかつて森の中に入り、インスピレーションを得たことがあるのでしょうか?

A 当時、山に入った時は収穫なしで帰ってきました。でも何かしら深く心の中に残ったものがありました。鮮明なインスピレーションは無かったけれど何かが心に残りました。何かを見つけようとしてあそこに行った事を、この作品で表現したかったのです。劇中の映画監督、ワン監督は答えを見つける事が出来なかったようですが。

 

終始、質問に真剣に聞き入り言葉を選びながら答える監督の姿も印象的でした。

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