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2018年9月14日(金)~9月23日(日)

ニュース

2018.09.19

『影の内側』Q&A

影の内側PG15

(2017年/フィリピン/111分) 監督 : ラヤ・マーティン

QAゲストリア・リムハップ プロデューサー・脚本  司会:高橋 哲也

実施日:2018年9月16日

Q(司会者) この作品は全編英語で書かれたフィリピン初の本格ミステリーが原作となっていますが、原作について少し教えてください。

A 原作はF. H. Batacanという女性作家で、彼女自身ジャーナリストの出身です。初めは1990年代終わりに短編小説として発表されたのですが、「面白いので、ぜひ長編に」という大手出版社のたってのリクエストで長編小説化されました。私がこの本と出会ったのは、2015年のブックフェア。その内容の深さに驚き、これは「いい映画になりそうだ」と映画化の企画を始めました。

 

Q 主人公が神父であることで、ストーリーに深みが出ていると思いました。この映画のようにフィリピンでは神父が捜査協力したりすることがあるのでしょうか。また、エサンス役を演じた役者さんについて教えてください。

A 囚人のカウンセリングで刑務所に行くことはあると聞いたことはありますが、映画のように実際捜査に参加したという例は聞いたことがありません。ただおっしゃるとおり、神父が捜査にあたるというめずらしいストーリーだからこそ、単なる善悪や、犯罪者と被害者という対比に留まらず、登場人物や社会の組織について、深く考えさせられる内容になっています。そこがこの原作が多くの人の関心を集めた大きな理由の1つではないでしょうか。

また、エサンス役を演じた役者は、フィリピンの国民的人気俳優です。演劇出身の実力派で、善良な役から悪役まで幅広くなんでもこなす正確派俳優です。

 

Q ラヤ・マーティン監督について教えてください。

A 監督は34歳とまだ若いのですが、私が知る中でも非常に才能がある監督の1人です。またフィリピンの外をよく知っている監督でもあります。カンヌ国際映画祭に20代のころから参加し、ヨーロッパでの映画つくりにも精通しています。今回は、来月のシカゴ国際映画祭に参加するために、残念ながら福岡に来られませんでした。

 

Q プロデューサー、脚本家としてこの作品で一番描きたかったことは何ですか?

A いろんなテーマが詰まった映画ですが、私が個人的に一番伝えたかったテーマは、「何をするにしても人は深い考えをもって行動するべきだ」ということです。人間は善良にも邪悪にもなれます。しかしすべてのことは、さざ波のようにつながっているのです。人がやることも、自分がやることもどこかでつながっていく…それを考えて慎重に行動することが大切だと思っています。

溌剌とした笑顔が魅力的なリムさんでした

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