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2018年9月14日(金)~9月23日(日)

ニュース

2018.09.23

『腕輪を売る男』Q&A

『腕輪を売る男』Balekempa

(2018年/インド/103分)監督:イーレー・ガウダ

Q&Aゲスト:イーレー・ガウダ監督 司会:高橋 哲也


(※ネタバレあり)

Q:興味深く拝見しました。画面も色鮮やかで、出演者の中でも役者さんはお一人だったのですね。ストーリーについて、最終的にご主人は男色家だったのでしょうか?わざと留守にして男子学生と奥さんを二人きりにして子供を産ませたという事でしょうか?

A:そうですね、そのように解釈していただいても構いません。観た方一人ひとりそれぞれの解釈で楽しんでいただけたらと思います。

 

Q:家の中で雨が降っていましたが、どのような家の構造なのでしょうか?

A:私の村では元々ある家の仕組みです。天井が開いていて、家の中に雨水を貯めるために、受け皿のようなものを置いています。

 

Q:インドの日常的な情景にスポットを当て、ストーリーを描こうと考えたきっかけは何だったのでしょう?

A:自分は映画に出てくるような村で生まれ育ちました。映画制作に取組む中で見えるようになった色んな人間関係が村の中にも同じようにあり、若い時には気付かなかった出来事にも気付くようになりました。

ストーリーは色々ありますが、彼らの生活を映し出す事によって。自分の内面にもあるような感情を見出せるような映画にできればと思いました。出てくるキャラクターは自分でもあり、社会の鏡のようだとも思っています。全てのキャラクターのことを分かっているわけではありませんが、分かりたい理解したいと思って制作しました。そして村の人々や外の多くの方にこの作品を観ていただきたいと思っています。

 

Q:舞台はインドのどの辺でしょうか?

A:インドのカルナータカ州というバンガロールから20kmのところ。南インドになります。

 

Q:プロの役者さんはお一人と聞きましたがどの人でしょうか?ケンパンナを演じた人だと思うのですが、、、地元の人のようでもあるし。

A: 誰だと思われますか?(笑)実は奥さん役の女性が唯一プロの役者さんです。主人公ケンパンナを演じた方は素人です。女性はインドでは社会的制約があるためプロの方をお願いしました。主人公の母役は私の祖母で、私の姉妹も出演しています。ケンパンナを演じた方は地元の労働組織のリーダーをする積極的な方です。

 

Q:インド最高裁判所はちょうど先日の9月6日、同国刑法の同性同士の恋愛を禁止する項目を違憲とする判決を下しましたね。この映画は地元でも公開されたのでしょうか?

A:まだ自分の州では公開されていません。私も9月6日の最高裁の判決は喜ばしいと思っていますが、まだインド国内で上映の予定はありません。10代の頃はLOVEという言葉も使うのが許されないくらい保守的な場所でした。

 

Q:主人公ケンパンナのある意味での奥さんに対する愛情が伝わってきました。この場合は主人公が充分な所得を得ているから出来るのでしょうが、妻があまり幸せではないと気が付いているので彼女の事を少しでもケアするために気を配っている。妻にもやはり愛情があるのだと思いました。

A:そのように気が付いてくださってとても嬉しいです。ありがとうございます。

 

Q:南インドの映画の特質ってあるのでしょうか?北はもう少しシリアスになったりするのでしょうか?

A:北と南の映画の違いは私はよく分かりません。この作品はどこでも起こりうることです。舞台は私の妻の実家がある村です。自分が日々会っている人々の交流ストーリーを伝えたいと思いました。ただ、州ごとに使用する言語など色々と違いがあるので、他の州で映画を撮るのは難しいという事もあるかと思います。

感謝の気持を全身で表現されるガウダ監督。サイン会でのにこやかな対応も印象的でした。

 

 

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