アジアフォーカス・福岡国際映画祭

  • メディア・プレスの方へ
  • 日本語英語
  • 公式フェイスブック
  • 公式ツイッター
  • You Tubeチャンネル

2019年9月13日(金)~9月19日(木)

ニュース

2019.09.16

映画祭一般上映『恋の街、テヘラン』Q&A

恋の街、テヘランTehran: City of Love
2019年/イラン、イギリス、オランダ/102分
監督 : アリ・ジャベルアンサリ

Q&Aゲスト:アリ・ジャベルアンサリ監督 司会:神保慶政
実施日:2019年9月14日

アリ・ジャベルアンサリ監督(右)

 

(舞台挨拶)
監督:みなさん、今日は、朝早くから起きて上映にお越しいただきありがとうございます。福岡に来たのは初めてです。大人になってから日本に来たのも初めてです。イランと日本は映画的にも特別なつながりがあると思っています。ぜひ、この映画をお楽しみください

 

(Q&A)
Q(司会):本日は「満席」というで、劇場前で監督と「満席」の張り紙を見て喜んでいました。この作品はイラン映画ですが、イギリスとオランダとの合作ですし、監督はイラン育ちですが、現在はロンドン在住です。この作品には、そんな監督のバックグラウンドも反映されていたと思います。

A:私は20年以上イランの国外で暮らしています。今回の作品は、家族や社会を取り巻くイランの不条理を描いています。政治的にも国内での映画製作は難しいので、国外に拠点を置いて活動しています。そのおかげで客観的な視点を持つことができ、社会的な風刺もユーモアを交えて描くことができました。

Q:映画の中に、モハメッド・アリの写真が出てきましたが、監督はアリから何か刺激を受けたりしたのでしょうか?

A:あれは、偶然なんです。ロケハンでジムを見に行ったら、撮影したいジムにたまたまあの写真が飾ってありました。ただ、実は、私の本名はモハメッド・アリといいます。パスポートにもそう記されているのでアメリカに渡航したら必ず「父親がアリのファンだったの?」と入管で聞かれたりします(笑)。ですから、繋がりといえば、それか繋がりかもしれません。

Q:ラストシーンで男性二人は悲哀に暮れながらも、新しい道を見出しているように見えましたが、女性はまだ迷っているように見えました。なぜあのようなラストシーンを選んだのでしょうか?

A 面白い質問です。というのも、「女性はまだ社会とつながっていて立ち直っているが、男性はまだ迷っている」といった感想をよく聞くからです。大事なのは、孤独の先にあるのが、また別の孤独でも、その孤独の質は、最初と最後では違うということです。登場人物たちは、(それぞれの経験を経て)違う人間になっているのです。ちなみに、主人公の中の一人(女性)が、大きなぬいぐるみを抱えて歩くシーンは、テヘランで実際に観た光景からインスピレーションを得ました。現在のテヘランでは、西洋化されたストリートで、あのようなぬいぐるみや風船が売られていて、ちょうどバレンタインの日、女の子が大きなぬいぐるみを抱えて歩いているのを見たのです。

 

イラン生まれでありながら、海外での生活が長い監督だからこそ、描くことができた今のテヘラン。大都会に住む男女の孤独が、ほろ苦いユーモアとともに描かれた作品です。サイン会でも最高の笑顔をみせてくれました。

★『恋の街、テヘラン』の次回上映は、18日10:45、19日16:45です。ぜひ、映画祭でご覧ください。

Q&A後のサイン会より

共催
  • ASIA center
助成
  • 芸術文化振興基金
特別協賛
  • 西日本シティ銀行
  • 公益財団法人 西日本国際財団
  • 福岡地所株式会社
  • 株式会社福岡リアルティ
協賛
  • G-angle
  • LEVEL5
  • KONICA MINOLTA
  • 九州電力
  • 福岡銀行
  • 西鉄
  • 西部ガス
  • JR九州
  • タマホーム
  • 正晃株式会社
  • 明治安田生命
  • NTT西日本
  • 東京海上日動
  • 福太郎
  • TSUKUMO
  • KOREAN AIR
  • beyond2020

ページの先頭へ戻る