オープニングイベント
9月14日(金)
- オープニングセレモニー
キャナルシティ博多(サンプラザステージ)に屋外特設ステージを設置してレッドカーペットを実施。総勢約50名のゲストが秋の夜空のもと華やかに登場し、レッドカーペットを闊歩。
髙島福岡市長の登壇に際して、地元福岡で活躍される映画評論家おすぎ氏を交えてパルムドールを獲得するなど脚光を浴びる日本映画の現状を来場者に紹介するとともに、熊本復興支援作品の『いっちょんすかん』の行定監督及び主演の倉科カナ氏も登壇され、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の開会を印象付ける華やかな幕開けとなりました。
9月15日(土)
- オープニング上映
シェリーン・セノ氏の監督作品『なあばす・とらんすれいしょん』(2017年/フィリピン)を初上映。プロデューサーであり、夫でもあるジョン・トーレス氏とともに来福。監督は幼少期を日本で過ごしていたこともある上、お子さんを連れての舞台挨拶では終始和やかな雰囲気で行われました。
アジアの新作・話題作等上映
9月15日(土)~23日(日)
- アジアの秀作15作品をアジアの新作・話題作として上映。上映終了後には、ゲストとのQ&Aとサイン会を実施しました。
福岡観客賞授賞式
9月18日(火)
- 観客による投票を行い、福岡観客賞と熊本市賞(次点)を決定。
福岡観客賞は『大楽師』(香港) が受賞。熊本市賞は『光(ひかり)』(マレーシア)が受賞。授賞式後、福岡フィルムコミッション支援作品の『形のない骨』(日本)を特別上映しました。
フィリピン映画特集
国際交流基金アジアセンターとの共催でフィリピン映画を特集上映。
「聖なるカオスに魅せられて」と題し、本邦初公開となる5本(うち1本は公式招待作品)を上映。舞台挨拶やQ&A及びサイン会を開催し、来場者との交流を図りました。
- フィリピンパネル展示
フィリピン映画開発議会庁の協力で、劇場内にフィリピンの映像にまつわるブースを設置してトレンドやシンポジウムの開催を紹介。
日本映画特集
9月19日(水)~23日(日)
- 「壊れものとしての家族」と題し、家族が崩壊するかしないかという状態を映画のフレームで凝視する5作品を特別上映。
特別上映
9月15日(金)
- ①熊本地震復興支援特別上映
熊本地震復興支援プログラムとして製作された『いっちょんすかん』を上映。
9月23日(日)
- ②バリアフリー上映会
FMラジオを使用した音声ガイドや日本語字幕副音声付上映を実施。
シンポジウム
招聘した監督や映画関係者などを交え、「レストレーション・アジアⅥ」、「これからの国際共同制作」、「これからの小規模国際映画祭」と題し計3本のシンポジウムを開催。
福岡フィルムコミッション支援作品上映
福岡フィルムコミッションが撮影に協力した作品を特別上映。
今年度は、福岡在住の映像作家である小島淳二氏が監督を務めた『形のない骨』(日本/2018年)を福岡観客賞授賞式後に上映。
クリエイティブ関連産業振興事業
9月21日(金)22日(土)
- 福岡で活躍するクリエイターの作品や福岡を舞台にした作品など「福岡」をキーワードにした作品を「福岡パノラマ」と題し、一挙上映。次世代を担う個性豊かな才能が劇場スクリーンで味わえる人材育成プログラム。
「ネオ・シネマップ福岡」
9月18日(火)19日(水)
- アジア映画・映像コンテンツの商談会を「ネオシネマップ福岡」として開催。
映画祭が開催されているエリアのホテルを宿泊先及び商談会場とすることで、バイヤー・セラー両社にとって利便性の高い商談会が展開可能となりました。
参加者数 10か国 62社 110名
関連事業
8月27日(月)
- 記者説明会
会期前に福岡市アジア美術館あじびホールでメディア向けに説明会を開催。
今年度上映する作品のトレーラーを上映し、ディレクター自ら見どころを解説。併せて、関連企画を実施する各主催者からのイベントPRも実施。 - 総合図書館ポスター展示
今年度上映される作品のポスターを福岡市総合図書館の展示スペースに展示。作品情報に加え、見どころなどを図書館来場者に向けてPRしました。
9月26日(木)
- アジア映画鑑賞会 中学生招待事業
上映機会の少ないアジア映画に触れる機会を広く設けるために実施している事業。
イオンシネマ(@北九州市)に中学生280名を招待して、『光(ひかり)』を上映。